The Breton Shirt

Armor-Luxの代名詞であるブルトンシャツの特注(日本別注)モデル。 数々のブランドディレクション、ファッション・インテリアデザイン等々を手掛けられ 現在は写真家として活躍する森万恭氏監修/モデリングのもと、ブランドの歴史に立ち返り 本来あるべき姿の1着が出来上がりました。

森 万恭(もり かずやす)/写真家、服飾・インテリアデザイナー
1977年 (株)ベイクルーズの立ち上げに参画
翌年、独立し数社のアドバイザー、パターンメイキング、オリジナルシャツ製作等を手掛ける。
85年ベイクルーズに復帰し、"EDIFFICE" "JOURNAL STANDARD"の立ち上げに参画
97年(株)ワールドと契約し、自身のブランド〈DRESSTERIOR〉を立ち上げ、ディレクターとして活躍。
2016年にワールド社を離れ、現在は銀塩のオリジナルプリント制作を中心としたフォトグラファーとして活動中。



ブルトンシャツの歴史については諸説あるのでここでは触れません。
しかし、1800年代に入りフランス海軍に採用されたあたりから、
そのスタイルは定義づけされ、今に受け継がれています。

僕の認識においてのブルトンシャツとは、主に海岸、
港などで着用されてきた作業着、またはユニフォームで、
ファッション由来ではないということです。そして現代においては
年齢・性別を問わず、みんなに愛されている物のひとつ…。
これが僕の解釈です。

今回提案したブルトンシャツも、これらの考えに則り、カッティングは
裁断効率がよく、かつ動きやすいという視点にて構築しました。
肩傾斜もネックの下りもつけない後ろ身頃とそこに沿う前身頃。
直線裁断に近いアームホールと軸ですが、袖下に用尺効率のよい
三角マチを設けて腕の可動域を広げました。

合わせて重要な事は、効率的で動きやすい作業着であっても、
現代のファッションとリンクし、また想像にはなりますが、
半世紀先でもそれらは変わらないだろうということです。
着用感を考慮し、タグやサイズ表示は後ろ襟ぐりにつけず
それらは裾脇に配しました。そしてブランドタグは
Armor-lux社のアーカイブをもとにしています。

近い将来、たくさんの方々が
このシャツを着られている絵を見られたら何よりです。

森 万恭

Scenery with the Breton shirt

Photograph by

Kazuyasu Mori

…年齢・性別を問わず、景色の中に溶け込む…
ブルトンシャツの世界観を、
“Scenery with the Breton Shirt/ブルトンシャツのある景色”
として、歴史上最も使われてきた
モノクロフィルムと現像液によって表現しました。

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