こんな日には、さらりとブルトンシャツ
~ Day With The Breton Shirt ~

Vol.2 モデル 加藤 快さん





今、気になる人の日常をクローズアップ。
アルモリュクスの看板アイテム「ブルトンシャツ」をさらりと着ていただきながら、とある1日に密着。
服との関わりや、ご自身のこれまでについてさらりとお話を伺います。




シルエットと着心地重視の自分好みの一枚



メンズファッション誌や広告などを中心に、モデルとしてじわりと露出を増やしている加藤快さん。ストリートスタイルやサーフスタイルを颯爽と着こなし、クールな印象を与えてくれます。

一方、口を開けば、ポジティブな言葉が並び、現場を明るくしてくれるのも彼の魅力。不思議と会話の中心にいる、そんな存在でもあります。

アメリカ生まれの湘南育ち。今もこの地に在住する根っからのサーファーで、同じくらいスケートも堪能しています。時折インスタグラムでものぞかせる、そうしたアクティブな感性もまた彼の個性といえるでしょう。実際、普段の着こなしもストリート&サーフなテイストが多いようです。

加藤さんに着用していただいたのは、ビッグブルトンシャツ半袖のサイズ5。
ホワイト×カーキ(ブラン/カシア)の配色が爽やかです。


これまでも数々の服に袖を通してきたモデルという職業柄、そして、かつてアパレルブランドでも働いた経験があることからも、アルモリュクスの服にはどのような印象を抱いたのでしょうか、気になるところです。

「着心地の良い服は、アクティブな日常でかなり重視しているので、アルモリュクスのカットソーの肌触りや伸縮性は、自分好みのポイントですね」

普段から愛用するブラックのペインターパンツやスケートシューズと合わせて、さらりと着こなしてくれました。

「ボーダーのカーキカラーは、普段あまり選ばない色ですが、こうして合わせてみると新鮮ですし、インナーとして着るのにも重宝しそうです」と、コーディネイトにおいて幅広く活用できる点にも触れています。

リーバイスの特別仕様となるブラックデニムのペインターパンツを着用したストリートスタイルに。


「コーデの基本となるアイテムはパンツなんです。シルエットが何よりも大事で。そこを決めてからトップスを考えるのが、自分のスタイルですね。この半袖ブルトンシャツは、自分の好きな太いパンツにも相性バッチリ。身幅のわりに着丈が短めなのも気に入りました」

普段からもスタイリッシュなコーデを楽しむ加藤さんのお眼鏡にもかなったトップスは、使い勝手も良さそうです。

足元にはヴァンズの「ハーフキャブ」。友人が手がけているというブランド、ミスター・サタデーのネックレスと、
自身が働いたこともあるブランド、サノバチーズのリングで装飾を。


「普段愛用している小物類にも似合いますね。ヴァンズは、今はなきアナハイム工場でつくられた一足です」と語るとおり、アルモリュクスのウェアが加藤さんの日常に自然と溶け込んでいる模様。

アートやカルチャーも好きだという加藤さんらしく、センスよくまとめています。

「サーフトリップで車に乗るシーンとか、長距離移動でも活躍しそう」と、ご満悦な加藤さんでした。

飾らないキャラクターの加藤さんによく馴染み、取材中も笑顔がこぼれます。


“加藤快”であり続けるために日々チャレンジしていきたい



モデル業をスタートしたのは、25歳頃という意外にも“遅咲き”な加藤さん。大学を卒業後は、アパレル会社に就職していたといいます。とある思いを胸に。

「自分が生まれた国でもあるアメリカで生活しようと考えていました。“アメリカ生まれ”といっても、たまたま両親の都合だっただけですし、その頃の記憶ももちろんない。きちんと生まれた土地のことを感じたいと思ったんです」

実は一度、大学時代に留学した経験もあるというアメリカに成人して改めて生活拠点をおき、自分が親しむサーフやスケートのカルチャーを本場で学ぼうと考えていた加藤さん。将来、そうしたカルチャーに関わる仕事を自ら起こすことも視野に入れた決断だったそう。


生まれ育った湘南エリアは、加藤さんの心のよりどころ。


「就職して3年経ったら渡米する、というのは決めていたんです」

この計画の実現に向けて着々と進めていたといいます。ただ、それもコロナ禍で断念することに。

「就職していた会社もちょうど退職して、もろもろの段取りをつけていた矢先のことでした。緊急事態宣言によって渡航もできなくなり。すべてが白紙に戻りましたね」

落胆のなかにありながら、退職した会社への「出戻り」もせずに、新たな道を模索することに。

「アメリカに行けないなかで、今の自分に何ができるか、とにかく考えました。前の会社もファミリーみたいで心地よかったのですが、ここで戻ることに意味がないなとも思ったんです」


華麗なトリックも披露。「まだうまくなりたい」と、成長への意欲もひとしお。




その結果、「何をするにしても、まずは、“加藤快”の名前を世に広めていこう」と、決意した加藤さんは、モデルへの道を決断します。

「何の世界でもそうだと思いますが、モデルの世界も奥深い。最近になってようやく、さまざまな得意先から声をかけていただける機会も増えていて、そうした現場では、日々学びがあります」

これまでの仕事では、出会えなかったような人と人とのつながりが、加藤さんを成長させてくれているという実感も抱いているといいます。

「仕事をするうえでの信頼関係は、今後、自分がモデル以外に何かをするときにも大きな糧になってくれると思うんです」


湘南を海を眺めるのは、加藤さんにとって何より心が落ち着く瞬間。


「今は、モデルの道を追求していきたいし、そのためにも人としての奥行きを深めていきたいです。

特に最近、自分のライフワークでもあるサーフやスケートといったライフスタイルの話でトークショーに呼ばれることもありました。これは、モデルを始めた時の一つの目標でもあったので、シンプルに嬉しかったです。人前で話すことで、サーフやスケートもより深めていきたいとこれまで以上に強く思いました」

海外渡航も制限がなくなった今、一度頓挫した渡米への思いを聞いてみる。

「正直、結構悩みます。でも、今じゃないかなと。モデルの仕事が充実しているので、一旦この仕事を追求したい思いが強いんです。人とのつながりもまだまだ生まれている最中。この波にまだ乗っていたい。とにかく、加藤快という人間を多くの人に知ってもらいたいです」

未来に向けて歩みを進める加藤さんにアルモリュクスのウェアが花を添えます。


サーフやスケートを軸にしながら、「加藤快」という人間の核となるべきところを自ら育て上げている最中だという加藤さん。

地に足をつけながら、未来へ羽ばたこうとするその姿は、軽やかで逞しくもあります。今後の活躍にも注目したいところです。



Profile
かとうかい○1994年アメリカ生まれ。3歳ころまで在住。以降、湘南で生まれ育ち、サッカーに打ち込む。同時にスケートやサーフィンも嗜み、自身のインスタグラムでは動画も多数投稿。大学卒業後、アパレル系企業に就職したのち退職。25歳でモデルとしてデビュー。雑誌『OCEANS』をはじめ、メンズファッション誌、広告などに出演。インスタグラムも人気(@kai94lua)。


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